Houdiniでカメラを360度回転させて
お手軽にターンテーブルを作る方法です。
(Houdini FX Version 18.0.287)
Cameraノードの親にNullを追加
・カメラの上にNull(ロケーター)をつなげることで親子関係を作ります。
Nullの子供がCameraとなるようにします。
Nullを回す
・NullのTransformのYRotateのパラメーターに
($FF-1)360/$FEND
と入力します。
この状態でシーンを再生、タイムラインをスクラブさせると、
エンドフレームまでにカメラがNullを中心に一回転します。
実際にはNullを回転させることで、
Nullの親子関係の子となるCameraも一緒に回っているだけです。
応用として、
($FF-1)360/$FEND*2でカメラが2周(720度回転)します
($FF-1)360/$FEND/2でカメラが半周(180度回転)します
$FENDとは、タイムラインの最終フレーム数を表す変数です。
変数は他にも、たくさんあります
よく使う変数として下記のようなものがあります。
$F・・・・・・現在のフレーム数 $FF・・・・・・現在のフレーム数(浮動小数点) $FSTART・・・タイムラインの開始フレーム数 $FEND・・・・タイムラインの最終フレーム数 $T・・・・・・秒単位での時間数 ちなみに"$"は”ダラー”と読みます
このようなグローバル変数は簡単に入力できて便利ですね。
以上、[Houdini] お手軽 ターンテーブルの作り方 でした。
コメント